各種ワクチン・予防接種

当院では、インフルエンザ、帯状疱疹、肺炎球菌、コロナワクチンなど、さまざまな予防接種に対応しています。予防接種を受けることで、病気や後遺症の予防に役立つだけでなく、他の人に病気がうつるのを予防することにもなります。

以下に当院で施行している代表的な予防接種を紹介します。

インフルエンザワクチン

10月中旬から12月上旬までの接種をおすすめしております。
万が一インフルエンザに罹患しても症状を軽く抑えることができるため、お勧めします。

肺炎球菌ワクチン

肺炎は日本人の死亡原因の第3〜5位で推移し、肺炎による死亡の95%は65歳以上の高齢者です。肺炎球菌は肺炎の原因菌として最も頻度の高い細菌です。
65歳以上の高齢者、呼吸器や心臓に基礎疾患のある方、糖尿病の方などにお勧めです。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は神経が損傷されることで、皮膚の症状が治った後も、痛みが残ることがあり、帯状疱疹後神経痛(PNH)になるといわれています。数年にわたって痛みが改善しないこともあります。
50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割がPNHになると言われており、特に高齢者ではリスクが高く、PNHを防ぐためにも帯状疱疹の予防が大切になります。

また、帯状疱疹は頭部から顔面に症状が出ることもあり、目や耳の神経が障害されると、めまいや耳鳴りといった合併症がみられることがあります。重症化すると、視力低下や失明、顔面神経麻痺など、重い後遺症が残る可能性があります。
帯状疱疹にならないためには日ごろから体調管理を心掛け、免疫力が低下しないようにすることが大切です。

50歳以上の方は予防接種が可能です。
帯状疱疹になること自体も、もちろん辛いのですが、帯状疱疹が治った後の帯状疱疹後疼痛(PNH)は本当に厄介で、長い期間、痛みに苦しむ方も多くいますので、ぜひ帯状疱疹の予防接種をご検討ください。

その他に対応しているワクチン

  • コロナワクチン
  • 風疹ワクチン(三日はしか)
  • 麻疹ワクチン
  • MRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)
  • 水痘ワクチン(みずぼうそう)
  • 流行性耳下腺炎ワクチン(おたふくかぜ)
  • A型肝炎ワクチン
  • B型肝炎ワクチン
  • 破傷風ワクチン
  • HPVワクチン

など。